留め方の種類A...

ちょっと時間が経ちゃいましたが、留め方の種類@の2:彫り留めについてやってみましょう。
まず、復習です(^^ゞ
 彫り留めとは、地金に穴開けて、その穴に石入れて、穴の周りの地金から爪を彫りおこして留めます。

どういう事か具体的に言うと、マウント(枠・フレーム。ここで言うと地金に当ります。)に穴を開けて、宝石を埋め込んだ留め方です。勿論、爪を使います。
爪を使うのが覆輪留めやめレーのレール留めと違う所です。
 (覆輪留め等は、また次回です(^^ゞ )

この「彫り留め」が使用されてるのは、ほとんどメレー・サイズのものが多いです。
理由は、画像と説明を読んで頂ければ、予想はつくと思います。

では、画像を見て下さい。
 A  B  C 
    D   E
という風に、5つに分かれます。
 (画像、判りますか?写真のどUpがあんまり上手にいきませんでした。(^^ゞ )

A:チョコ留め
  円形に彫った中のラウンド・メレーを埋め込む方法です。
   (よく、マルチカラーのリングに使われてます。僕の所にも前ありました(^^) )

B:五光留め
  石の中心部は円形、石の周りを光状に彫り、埋め込み留める方法です。
  光状に彫る事で、輝きを高める事が出来ます。「 後光留め 」又は「 星留め 」と呼ばれます。
   (ちょっと恐持ての人がつけてそうです。大抵、ダイヤも印台もゴツいから(^^ゞ )

C:マス留め
  四角いマス形の中に、ラウンドメレーを埋め込む方法です。
  このマスが六角形の場合は、「 亀甲留め 」、マーキース形の場合は、「 レモン留め 」と呼ばれます。
   (簡単に言うと、Aを四角くしただけです。(^^) )

D:アワ留め(ゴメンなさい、ちょっと画像が乱れてます。)
  普通に彫り留めをして、石と石の間の地金を、ミルたがねを利用して凸状(泡状)にしたものです。
  石と石の間に丸い玉があるという事です。この丸い玉を「 アワ 」又は「 ミル 」と呼びます。
  ですので、「 アワ留め 」又は「 玉留め 」と呼ぶんです。
    (ミル留めとは呼ばないんです(^^) )
  これは、さらにパワーアップさせたのが、「 キラキラ留め 」と言って、石と石の間にダイヤのカット面と似せた彫りを入れる事で、さらに輝きを増すという留め方です。
  (メレーのみのリングによく使われてますね(^^) )

E:パヴェ
  彫り留めで、敷石の様にギッシリと敷き詰めた留め方です。
  これは、爪留めの場合もありますので、大抵は、「 彫り留めのパヴェ 」、「 爪留めのパヴェ 」と呼びます。
   (あんまりこういう風に言わんと、普通にパヴェって呼ぶかな(^^ゞ )
  また、D:アワ留めより、石目が多くかかるので、石目は、石の総重量(総カラット数)をいいます。
  で、パヴェは、フランス語、英語でいうと、「 ペイブ・セッティング 」です。
    (これは、パヴェ留めとは言わないです(^^ゞ )

と、彫り留めは、こうなります。メレーサイズが多様される理由は、D:アワ留めと、E:パヴェがほとんど主流を占めてるからですね。次にC:マス留め。そして、A:チョコ留めの順になります。
 (多分です(^^ゞ  僕が見てきた数では、今の所こうです...これから変わるかも(^^) )
B:五光留めは、主にメンズ・ジュエリーが多く、よく印台、月形甲丸に多い留め方です。
 

留め方の種類B...




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